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健康マイクロラーニング②  睡眠を学ぼう その1

睡眠の知識①

設問1~3 〇と× どちらでしょう?

設問1

睡眠不足は、アルツハイマー型認知症の発症リスクを高める

 

設問2

睡眠時間が6~7時間を下回る状態が続いたからといって、「がん」のリスクにはならない

 

設問3

睡眠不足は、食欲を増進させる

 

☆=====回答=====☆

回答1 〇 睡眠には、脳を掃除する役割があります。

 

アルツハイマー型認知症の原因の1つに、脳内のアミロイドβと

呼ばれる毒性のタンパク質がかかわっています。これが蓄積して脳細胞を圧迫し、死滅させてしまうのです。

アミロイドβは、脳が活動したときに発生する老廃物の一種で、ノンレム睡眠中に脳内からさかんに排出されます。睡眠中に、脳の老廃物が片づけられているわけです。

もし睡眠不足によってノンレム睡眠の時間が確保できないと、アミロイドβがどんどんたまり、アルツハイマー型認知症の発症リスクを高めてしまいます。

 

回答2  × 睡眠不足は免疫力を低下させてしまいます

睡眠時間と乳がんの発症リスクの関係を、女性2万3995人を対象に7年間追跡調査した、東北大学による研究があります。

それによると、平均睡眠時間が6時間以下の人は、7時間寝ている人と比べて、乳がんの発症リスクがおよそ1.6倍高いことがわかったそうです。睡眠不足が免疫力を低下させてしまうことを裏づけています。

 

 

 

回答3 〇 満腹ホルモン『レプチン』 空腹ホルモン『グレリン』

 

レプチン⇒脂肪細胞が分泌する、食欲を抑えてくれるホルモンです。

グレリン⇒胃で作られるホルモンで、食欲を増進する働きがあります。

睡眠が不足をすると、レプチンの分泌量は減り、グレリンは増えます。

 

グレリンが多く分泌されると、高脂肪食や高カロリー食を好むようになり、ケーキやこってりしたラーメンが欲しくなったりします。

 

※標準より睡眠時間の長い人にも、肥満傾向が確認されていて、睡眠は少なくても多すぎても肥満と関係するようです。

 

◆睡眠は、脳が最も必要としている能動的な活動だと気づいてくださいましたか?   新型コロナウイルスの流行に伴って、免疫力を高めましょうといわれます。睡眠は、免疫力を高める大切な要素ですね。

⇒株式会社ツクレでは、現在健康デジタルドリル睡眠を製作中です。