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健康マイクロラーニング①  タバコを学ぼう その1

総務省による統計では、働いている人が、学習や自己啓発に使う時間は1日平均6分。

ツクレでは今月から、ニュースを通じてコーヒーブレイクに読める健康学習の場を提供することとしました。皆さんの記憶に残る健康情報を提供していきます。

 

タバコの知識①

設問1~3 〇と× どちらでしょう?

設問1

タバコを吸う人の脳からは、タバコを吸った時だけ脳内ホルモンのドーパミンが分泌される。

 

 

設問2

日本の電子タバコは、ニコチンを含んでおらず安全である

 

 

設問3

タバコのにおいだけなら、受動喫煙の被害にはならない

 

 

 

回答1〇 ドーパミンは人に意欲をもたせるものなのに

 

ドーパミンは、「快感や多幸感を得る」「意欲をつくりだしたり感じさせたりする」「運動調整に関連する」脳内ホルモンの一つです。タバコを吸わない人では、達成感や心地よい経験によって分泌されます。が、タバコを吸ってニコチン依存症になると、タバコを吸ったときにだけ多量に分泌されるようになり、またタバコを吸いたくなるという悪循環を生みだします。

 

回答2× 電子タバコはエアロゾル中の発がん物質に注目

 

電子タバコのエアロゾルからは、発がん物質や循環器系に影響をおよぼす刺激性物質が検出されているので、電子タバコを吸う人は、そうした有害物質をあえて吸っていることとなります。電子タバコは様々な会社によって製造されており、公的基準による規制もないので、含有成分や品質など製品間の違いが大きいことも問題となっています。日本ではニコチンを入れることは法的にできませんが、製造過程で混ざるという事実もあります。喫煙と同じ行為で、禁煙対策にはなりません。バッテリーの爆発事故なども報告されています。

 

 

回答3× タバコのにおいに有害物質あり

 

タバコの煙成分は、壁やカーテン、衣類などに浸み込み、有害物質を放出し続けます(サードハント・スモークといいます)。有害成分は、消臭剤、空気清浄機、換気扇では除去できせん。喫煙者の呼気からは、喫煙してから8時間は、有害成分が検出されます。こうしたことから、タバコのにおいも受動喫煙の被害になるのです。

 

株式会社 ツクレ制作  健康デジタルドリル タバコドリルより

禁煙学会HPより

◆紙巻きタバコおよび電子タバコを使用する若者は新型コロナに感染しやすい

http://www.jstc.or.jp/uploads/uploads/files/information/8132020c.pdf