株式会社ツクレ

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お知らせ

健康マイクロラーニング④ 睡眠③

新型コロナウイルスやインフルエンザの流行時期を迎えます。

その中で大切なのは免疫力。睡眠は免疫力をつける大切なカラダの営みです。よい睡眠を得られるように工夫しましょう。

 

設問7 昼寝は、疲れた時に効果的。眠くなったらいつでもしてよい     

×       昼寝は午後3時以前30分以内         

短時間の仮眠は、その後のパフォーマンスの効率を上げることがわかっています。

ただし、その取り方に注意が必要です。30分以上眠ってしまうと逆効果。目が覚めても眠気が続き、頭がぼんやりして気だるさが残ってしまう「睡眠慣性」が起こりやすくなります。

また、夕方にかけて眠ってしまうと、「睡眠圧」が下がって夜になっても眠気を感じなくなります。そのため、就寝時刻が遅くなったり、やっと眠っても最初に深い睡眠サイクルに入りにくくなり、睡眠の質を下げてしまいます。

※睡眠圧:長時間起きているときに、睡眠を引き起こす力

 

設問8 朝起きて太陽の光を浴びると、睡眠のリズムが整えられる         

〇       太陽光が体内時計をリセット         

私たちのカラダには体内時計と言われるものが備わっています。朝日が昇って明るくなれば活動し、日が暮れて夜になれば眠くなるというカラダの自然なリズムを、時計の針のように体内で刻んでいるのです。

血圧や脈拍、呼吸、体温、ホルモンの分泌、腸管の働きなども、この体内時計の刻むリズムに連動しています。眠りのホルモン「メラトニン」もそのリズムに合わせて分泌されています。

ところが、体内時計は1日=24時間ではなく、少々のズレがあります。1日=24時間で生活している人間にとっては困ったことです。ズレをそのままにしていると、だんだん大きなズレになり、昼夜逆転に陥ってしまいます。

そこで重要なのが、太陽の光です。

朝一番に太陽の光を浴びると、「朝になった」という情報が目の網膜から脳に伝わり、信号が身体全体に伝達されて体内時計がリセットされます。そのおかげで、大きなズレが生じることなく生活することができるのです。

睡眠のリズムを整えるためにも、朝一番に日の光を浴びることが大切です。

 

設問9 寝る前は、携帯メールやゲームなどをして眠くなるのを寝床で待っている         

 

×       夜の強い光は眠りの敵

“夜の強い光は、脳を興奮させて眠りを妨げてしまいます。

夜遅くまでパソコン・スマホ・携帯ゲームを利用するのは避けたいものです。ディスプレイからの強い光が、眠りに入りにくくしてしまいます。

照明をつけたまま寝るのも、眠りを阻害する原因です。

また、枕もとに置いた携帯電話が鳴って、その後寝つけなくなってしまったという経験はありませんか? 質のよい睡眠をとるには、睡眠時に携帯電話の電源を切っておくほうがよいでしょう。

ほかに、入眠後3時間くらいの眠りが妨げられると、成長ホルモンが分泌されにくくなるということもわかっています。