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健康マイクロラーニング③  睡眠②

テレワークが増えて生活のリズムが変わると、影響を受けるのが睡眠、質のよい睡眠がとりにくくなります。

睡眠がきちんととれないと、カラダもこころも不調に陥るリスクが高いことは、「睡眠①」で解説したとおりです。特に脳の機能と関係が深く、がんやほかの生活習慣病にも影響を与えることがわかっています。今回は睡眠と生活習慣をテーマにした3問です

 

設問4 睡眠時間は8時間が理想である      

 

×       適正な睡眠時間は人によって異なる 

どのくらいの睡眠時間が自分に合っているのかは、翌朝起きた時の頭のさえ具合や体調を自身でチェックして見定めます。

毎日の起床時刻は一定にし、就寝時刻を変えることによって睡眠時間をコントロールします。

翌朝の目覚め具合や昼間の眠気の有無などをモニタリングして、ご自身の適正睡眠時間を見つけてください。

 

 

設問5 休日の朝寝坊は、1週間の寝不足の解消にはならない     

 

〇       起床時刻はいつも同じにする         

休日は朝寝坊を決め込んで、「寝だめで睡眠不足の解消」をしようとする人も少なくないようです。

しかし、これでは月曜日に起床リズムを元に戻せず、軽い時差ボケを起こしてしまいます。月曜日の朝から眠気が強くなる「ブルーマンデー」の原因です。

週末に疲れを取りたいときは、就寝時刻を早くしたり昼寝をしたりして対処すること、起床時刻は変えないほうがよいといわれています。

 

設問6 朝食は、一日の活力源にはなるが、眠りのリズムにまでは影響しない      

 

×       しっかり噛む・歩行・深呼吸などのリズム運動でセルトニン分泌  

朝食をよく噛んで食べると、噛むリズムによって感情に関わるセルトニンの分泌が促されます。

セルトニン不足は、ストレス性障害やうつ、睡眠障害の原因になります。

口から食べ、噛んで、咀嚼するという運動は、「さあ!! 朝になった。これから活動を始めるぞ」というカラダへの合図です。

歩行・深呼吸も、セルトニンの分泌を促す大切なリズム運動です。